しまなみ練習日記

ホビーレーサーの自転車記録です

舞洲クリテリウムE1 18位  2019年4月7日(日)

日曜日はクリテリウム

 

7時過ぎに起きて、8時過ぎくらいからホテルの朝食バイキング。
おいしかったがあまり食べ過ぎないように。


今回はフクラシアってホテルだったけど、部屋の広さも普通で防音もまずまず、部屋を含めホテル全体がある程度キレイ、駐車場は出し入れ自由、大人は900円+税(小学生未満無料)でなかなか魅力的な朝食が付いてくる、といい感じでした。
街中まで車で15分くらいかかるのがアレだけど、子連れには悪くない。

 

10時半くらいに会場入り。
準備して、普通の靴でちょっとだけローラー回して11時45分から試走。
1周850mのオーバルコース。

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バックストレートからホームストレートへのコーナーは入口が制限されてるし全体的に幅が少し狭くて、アウト側にオーバーするとグラベルで注意が必要。
風はあるけど去年より強くない。
ホームストレートが追い風、バックストレートが向かい風。

どこで飛び出すか、勝負をかけるか考えながら試走して、準備中もいろいろ考えたけどまとまらない。

 

自分はE1の2組目なので、1組目のチームメートを見送ってアップ開始。
トータル30分くらいで、15分くらい軽く回した後に心拍上げようと頑張ったが今日は165までしか上がらない。
調子が悪いのか、MINOURA FG220では負荷が足りないのか…。

早めに切り上げてワンピースに着替えてアップオイルを塗って検車して自転車を並べて1組目の観戦。

 

ちょうど最初のスプリント周回で、誰が出たかなって見るとチームメートが取りに行って1位通過してた。笑
商品になったから絡むのやめよって話したのに、レースになるとアドレナリンが出ちゃうんだと思う。


そして2回目のスプリント周回終わってからチームメート含む5人逃げが形成されてた。
更に去年のイエロージャージ、春舞洲CR優勝者など含む超強力な逃げ。
みんな脚があって、ローテーションもスムーズ、すーぐ集団と10秒以上開いて、2-3人で追える距離ではなくなってしまった。
集団も統率がとれず、追える人も少なく、案の定勝ち逃げになった。

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そして、そのままチームメートは優勝!
この辺の勝負勘と脚力は半端ない。
昨日TTの第1コーナーで落車してDNSになった人と同一人物とは思えない。笑


一緒に走って強さは身に染みてるけど、落車翌日だしほんと変態。
普通落車の翌日は痛みがあったり、身体の調子は医学的にも色んな影響で絶好調ではなくもんだけど、、、嫁さんとチームメートは普通でないので明日優勝しかねんって話をしとったけど現実になるとは、恐ろしい奴だ。

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でもチームメートが優勝して凄く嬉しかったし、気合いも入った。

 

しかし、結果的にチームメート優勝での興奮で冷静にレースできなくなったかなー。
気合いは見事に空回る。

 

次は自分の番。
2列目でスタートしたが、ローリングだったしクリートもバッチリはまったのですぐ最前列へ。
そしてリアルスタート後も前方で集団を引くことも多かった。
今思えばすでに冷静じゃなかった。
そして今回は捨てようと思ってたスプリント賞も1回目のジャンがなると反応して取りに行ってしまってた。
結局差されて2位だった。涙

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その後一旦集団後方へ下がって何周か脚の回復を待った。
そして元気になってまた前方へ。
昨日からコーナーは調子がよくハマってる感じ。
タイヤの空気圧がTT仕様で25c WO、ブチルチューブとしては少し高かった(昨日の時点で前7.4-7.5、後7.6-7.7)がそのままにしていた。
若干はねるのでもう少し抜けばよかったと思ったけど倒しても滑ってこけそうな感じはなし。

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数週走ってコーナーでは前との差も詰めることが容易で、後ろとは少し差をつけることができることが分かった。
これで調子に乗ってしまった。

 

冷静じゃない上に調子に乗って、次もスプリント賞行くぜーって思った。
そしたら11周目のホームストレートに戻ってくるところで倒し過ぎのままペダルを回してしまい、見事にペダルヒット。
衝撃でサドルからお尻が離れて前に飛び出そうになって、死ぬって思ったけど何故かコケずに済んだ。
後ろの方々には本当にご迷惑をおかけしました。

 

単独で、他の人を巻き込んでおらずホッとしたが、落車しかけて速度が落ちた際に後ろの人が多分ホイール?に少し当たって、その衝撃でチェーンがBB側に落ちており、ペダルを漕いでも進まない。
遠ざかる集団、焦ってハマりそうにないチェーン、DNFか…と思った矢先に誰かの声がした。
「手を挙げてニュートラル使え!」
ナカガワのMさん、いつもオーマイって言ってる人。笑
落車しかけて突っ込まれてのトラブルだけど、ニュートラル使えるの?って思ったけど手を挙げてみた。

 

審判にどーしたの?って言われて、とりあえず落車ですって言ってみた。
なんか疑われてる感じ。
たしかにどこもケガないし、落車には見えんだろーって思って、正直に落車しかけて突っ込まれてチェーン落ちましたって伝えた。
ダメかなーって思ったけど、ニュートラル使用を認めてもらいました。
そして落ち着いてチェーンはめて2周待って集団の最後尾に復帰。

 

復帰した後は、ほんまにニュートラル使ってよかったんかとか、これで優勝したらニュートラルの不正使用で順位取り消しになるとか、周りから卑怯って言われるとか、いろいろグルグル考えて集中できず。
更にコーナーが怖くなってうまく曲がれなくなった。涙
あんなに調子よかったのに。。。
で、ただ集団の後ろの方で周回をこなすのみ。

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あーだこーだ考えてる間に気付けばあと10周になってた。
腹を決めてもうひと勝負することに。
文句は勝ってから聞こう。

 

最後に備えてもう1度集団内の観察と脚の温存。
ZEROのKさん、VELOCEのITさん、イナーメのHさんなんかが元気だ。
PanasonicのYさん、モジュマのSさん、RaphaのKさんやらスプリンターはみんな最後にかけてる感じ。
自分はどーしようかな、、、E1 1組目の大逃げでみんな警戒心が高い。
前半から自分も含め何度も逃げようとトライする人がいるが決まる気配なし。
やっぱり最後の1-2周で勝負するかな?と思い集団後方で待機。

 

ががが、

ラスト8周のバックストレートに入って1/3程したところの直線で自分の4-5列前、集団中央やや右寄りのところで何故か落車発生。
集団後方にいたのもまずく、落車を見て流れ的に右に避けたが、落車した人が右側に流れてきた。
急ブレーキをかけて落車した人はギリギリ避けたが、前走者の後輪に自分の前輪がカシャンと当たった。
軽く当たった位なので機材ダメージはほぼないが、脚をついてバランスを取る必要があり、その間に集団は遠ざかっていく…。

もうニュートラルないのに。

 

慌てて猛ダッシュで追って、なんとかホームストレート入ったとこで集団最後尾にしがみついた。
集団復帰は果たしたがおかげで、貯めてた脚はなくなってしまいスプリントや自分での飛び出しは厳しくなり、更に冷静じゃなくなってしまった。
チームメートの優勝、2度のアクシデント(1個は自業自得の自爆)で全然冷静でない状況で最終局面へ。

 

誰かが飛び出すと反応してしまう自分、そして更に削られていく脚。
ラスト3周でITさんが出た時に後ろに着いたが最終局面に向け緊張感が増す集団は容認しない。
脚を使っただけで、そこからペースが上がって最後尾付近にポジションダウン。
脚がなくなって状況で一旦下がってしまうともう勝負には絡めず。
集団真ん中までなんとかポジション上げて、あとはスプリントするしかできず。
スプリントの脚も残っておらず18位。

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悲しくて情けなくて涙が出そうでした。
大阪まで来たのに。

 

予想してなかったTTでの表彰台、チームメートの優勝、自分への過信、いろんなことで冷静になれなかったのが敗因。
自分の脚力ではうまく立ち回らないと勝負できないの分かってたはずなのに。

 

しっかり反省して、もう1度冷静になって、練習積んで頑張ろうと思う。
自分の2位、チームメートの優勝、よかったこともあったしね。

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帰りは神戸で洋食とスイーツを食べた。
関西圏の遠征は家族の満足度は高い。
秋はきっと出ないけど、また来年春の舞洲は頑張るつもり!

 

次は2週間後の西日本ロードクラシックとおかやまエンデューロ
不安しかない。笑

 

今回もサポートしてくれた家族、チームメートの彼女のNちゃん、本当にありがとうございました☆