しまなみ練習日記

ホビーレーサーの自転車記録です

きらら浜タイムトライアルE1 5位  2019年5月4日(土)

5月4日、5日に山口県きらら浜で開催された実業団レースに参戦。

 

きらら浜には過去に何回も来ていてあまり観光するとこもないし、家族からも付いて行くには微妙との回答。

参加しようか悩んだけど、舞洲CRで優勝したチームメートがスプリントジャージに興味を示したので、それなら自分も出るかと。

どうせならCRだけでなくてTTもとのことで両方エントリー。

許してくれた家族に感謝。

f:id:topspeed518:20190509153505j:plain


 

まずはTT。

チームメートのキン肉マンに5月1日に走った時に風邪をもらって、前日5月3日の岡山県ロードは力が出せず惨敗。

そのレースの帰りは嫁さんにお願いして運転してもらって車の中で睡眠時間確保。

更に子供の世話もせず、21時には寝かせてもらって体力回復に努めた。

まだ変な感じは残ってたけど体調はだいぶ良くなってきた。

が、Training Peaksでの疲労度はしっかり溜まっており脚の調子は万全ではない。

ちなみにTT出場はチームからは自分だけと不人気。

 

6時起き、8時前に出発で山口県のきらら浜へ。

連休で高速も混んでいたが11時半過ぎには到着。

 

きらら浜TT&CRは昨年も開催されているが、今年はコースが変更になった。

1周2.6kmのコース、コーナーは7個くらい、直線は長い。

だいたい3分半~4分くらいと事前に想定。

f:id:topspeed518:20190509142432p:plain

 

機材は舞洲TTと同じ。

Neilprydeのエアロロード、Profile DesignのTTバー、GS AstuteリムのPower Tap GSハブホイール。

サドルはTT用に約1cm弱アップさせた。

TTバイクでないため直線スピードはTTバイクには敵わない。

となるとコーナー処理が大事なので、20分の試走時間いっぱいまでみっっっちり試走。

f:id:topspeed518:20190509152046j:plain

 

試走した感じでは直線が長く、TTバイクが有利。

せめてディスクホイールくらい欲しい。

特にスタート直後のホームストレートは追い風で、TTバイク等があれば60km/hは超えそう。

 

コーナーは最後の2つ以外はTTバーを持ったまま曲がれるコース。 

最終コーナーのひとつ前のコーナー(通称デンジャラスコーナー)が少し下り基調で、インは小石が浮いてて、コーナー出口の道幅が狭くアウト側は芝生。

危険度MAX。

でも試走後、ここが勝負と考え本番ではTTバーを持って曲がるつもりだった。

 

試走中に本番を想定して、速いスピードでデンジャラスコーナーにTTバーを持ちつつ進入。

曲がり切れず外側の芝生へGo。

かなり焦ったが、芝生でもなんとかこけずに走れるくらいの優しい芝生。

この時の悪いイメージが本番に響いたかな。

 

 

試走後は少しリラックスと補給をしてアップを開始。

短時間で最大のパフォーマンスを発揮できるよう心拍と脚に負荷をかけつつ30分以上は アップに費やした。

想定していたように30分ちょっと前にアップを終了し着替え。

メイタン金でカフェインチャージ。

 

チームのワンピース、ヘルメットはOGKのAero R1(シールドあり)、足にはベロトーゼ。

手袋はカンペナールツのアワーレコード記事で、しない方が空力がよいとあったので着用するか悩んだが、持ち替えた時やダンシングの際のグリップを優先し着用することとした。

f:id:topspeed518:20190509153400j:plain

 

ちなみにボトルケージ、ケイデンス・スピードセンサーもTTの時ははずしている。

どれだけ空力的にプラスになるかは不明。

気持ちの問題も大きい。

 

検車を受けスタート付近へ。

優勝候補はイナーメのHさん、VELOCEのMさん、Code33のMさん当たりと予想。

自分は10位以内くらいの実力。

運と走り方では3位入賞は夢ではないと考えてレースへ臨んだ。

 

緊張と興奮で他の人の結果は全く頭には入らず。

自分の順番となりスタート台へ。

スターター係の人に後輪とサドルを支えてもらったが右に傾く。

これではスタート直後にこけそうなので、「まっすぐして下さい」とお願いして修正してもらった。

3、2、1、スタート!!

スタートはリア19Tで。(フロントは52T)

ダンシングして加速、アウタートップ(12T)までシフトアップ

低く低くと言い聞かせながらTTバーを持って走る。

フォームはまだ改善の余地あり。

f:id:topspeed518:20190509152117j:plain

 

ホームストレート中央、シッティングでの巡行に入ってからパワーを確認したが450Wとか。

追い風でこれは踏み過ぎだ。

垂れると考えて少し力を抜いて最初の右コーナーへ。

f:id:topspeed518:20190509152145j:plain


想定通りTTバーを持ったまま曲がる。

ここから少し横風区間、あとはデンジャラスコーナーまでほぼ向かい風の区間になる。

ギアを2-3枚落として耐えるのみ。

ひたすら体勢を低く、低く。

 

Zクランク、S字、その後の右カーブもTTバーを持ってクリア。

ここまでのコーナー処理は問題なし。

バックストレートに入りここが勝負所と踏むが、前日の疲労もあって踏めない!

メーター見ると360-370Wしか出てない。

レース前にTraining Peaksの数値なんか見たせいで踏めなくてもしょうがないと弱気になる。

見なきゃよかった。。

気持ちを奮い立たせてなるべく頑張る。

メーターを見るのもやめて自分のできるだけ。

 

そして最後の勝負所、デンジャラスコーナーと最終コーナーへ。

試走で外の芝生に突っ込んだが、本番はTTバーを持って曲がるつもりだった。

 

近づいてくるコーナー。

疲労で余裕はないし、試走よりも進入スピードが速い。

結局直前で下ハンに持ち替え。

ビビってしまい、中途半端なコーナリングに。

f:id:topspeed518:20190509152306j:plain

 

最終コーナーもビビり、下ハンで。

しかも攻めきれず。

最後までもがいては見たが失敗TTとなってしまった。

f:id:topspeed518:20190509152333j:plain

 

結果5位。(Time 3分21秒95、AVG 46.34km/h)

3位とは0.3秒差。

正直コーナーや直線のモアパワーで埋めれる差なので、踏めなかった自分にも最後のコーナーで弱気になった自分にもがっかり。

f:id:topspeed518:20190509152353j:plain

 

自分が残念過ぎてかなりへこんだ。

でも落ち込んでいる暇はない。

公園で18時まで娘達としっかり遊んで、ゴールデンウィークのメインイベントの車中泊

車内の寝床設営に時間がかかり就寝したのが12時過ぎてたのはここだけの話です。

しかも体が痛くて全然寝れなかったのもここだけの話。

f:id:topspeed518:20190509153646j:plain

 

精神的、肉体的な疲労を抱えて翌日のCRへ。

大丈夫かいな。

 

おかやまエンデューロ アタック180 優勝  2019年4月21日(日)

今日はおかやまエンデューロ アタック180.

ソロで岡山国際サーキットを180kmを走るエンデューロレース。

結果から書くと優勝しました!!

f:id:topspeed518:20190426162800j:plain

 

昨日の西日本ロードクラシックDNFによる精神と肉体のダメージを抱えたまま起床。

 

脚も重く気持ちも乗らなかったが、高いエントリー費も払っているし練習のつもりで参加。

途中でリタイヤしてもしょうがないと思いながら会場へ。

 

4時間以上の長いレースなので、なるべく炭水化物を摂取。

おにぎり2個、サンドイッチ1個、菓子パン1個、抹茶ようかん1個。

 

9時半スタートだが長距離レースでアップも不要なので会場入りは8時30分過ぎくらい。

ピットスペースはenShareの知り合いの人がとってくれました。

これで家族も快適に過ごすことができ、本当に感謝です。

 

 

ロングボトルを2本刺し+背中1本の合計3本持ってスタート。

補給食はエネモチ1個、スポーツようかん2個、マグオン4個分をメイタンの補給食用ケースに入れて、更にザバスピット2本、メイタン黒1個、アスリチューン黒1個。

結局メイタンとアスリチューン以外は使い切ったので補給食はちょうどよい量でした。

f:id:topspeed518:20190426162152j:plain

 

着替えて、ゼッケンやチップを取り付け、アップオイルで筋肉をほぐす。

長いレースではいつも摂取するアスリチューン赤を飲んでスタートへ。

ギリギリに行ったけどするすると最前列へこっそり並びました。

 

9時半にローリングスタート

だいたいアベレージ40km/hになるので4時間半、14時頃にゴールかな。

ゴールバックストレートでリアルスタート。

 

ペースが上がるが、ロードレースやクリテと違いみんな余力を残しつつなので千切れるわけはない。

ちなみに今日はJPTのレースを広島でやっているので、サポートライダーが少ない!

いつもはしばらく(20-30分くらいは)サポートライダーが前を引いてくれるのだが、すぐ自分たちに回ってきた。

 

のらりくらりローテーション。

後ろに下がりつつ強そうな選手を確認。

シエルボのI選手(昨日の西日本RC E1 3位)、ライフライドのI選手(有名なクライマー)、ファニーライドのK選手(昨年のツールドおきなわ 100km優勝)、VC福岡のM選手(JPT)、あとはenShareのY選手やK選手(今はチームが違うらしい?が、、、7時間ソロで優勝とかしている)が強そう。

ただ1番強いのは、一緒に参戦しているチームメイト。

昨日の西日本RC E1 2位、その他優勝・入賞回数はたくさん。

下手なプロより強いし、一緒に走っているので強さは身に染みている。

正直今の実力では勝てる方法が見つからない。

勝てる可能性があるのは短いTTくらいか?

 

疲労もあるし昨日メンタルブレイクしているし、気が乗らないまま周回をこなしていく。

序盤では決定的な動きはできないので極力脚を使わず過ごす。

30-40分してシエルボのI選手が単独で先行。

元気だなーと思いつつ、チームメートと脚を使ってもらおう作戦をとることに。

でも何周かすると戻ってきた。

もう少し先行して脚を使ってもらう予定だったけど。

昨日の疲労もあるのかな。

f:id:topspeed518:20190426162308j:plain

 

1時間経ってからチームメートと一緒に2-3度ペースアップ。

ただチームメートが徹底マークされておりみんな付いてくる。

しばらくは無理だなーと思い、そこからまた補給をとりつつ集団に身をひそめる。

 

だいたい2時間20分くらい経ったところでアタック100+4時間チームの集団にラップされる。

去年まではかぶらないようになってたのに、今年はコントロールがされていないのでこの時間帯はカオス。

周回遅れや遅いライダーも一緒になって非常に危険。

案の定アトウッドの下りコーナーで落車が起こっていた。

 

マトリックスがアタック180+6時間チームの組は混ざらないようにって言ってるけど、聞いてない人もいるし分かってて混ざってる人もいるし。

自分も混走を避けるのに協力しつつ、前の集団のすぐ後ろを走ってせこいことする人がいないかチェック。

もし混ざっていても追いつけるように注意していた。

 

その後、アタック100がゴールして状況も落ち着きを見せる。

コースの人も減ってきた。

集団を確認するとまだ30人以上は余裕でいるが、チームメートの姿がない。

前にはいってないと思うが…。

 

トラブルか?

まあでも小さなトラブルなら単独で追いつくだろう。

それならここで集団を絞りつつ前待ちして一緒に逃げるのもあり、と考えてアタック。

 

ホームストレート後の登り終わりからかけて、まずは誰がついて来れるか確認。

VCのM選手、enShareのY選手、赤いジャージの細身の人、紺?青?系のジャージの人、オレンジ黒のジャージの人くらい。

追ってきたのでホームストレートで少し休む。

そこからまたアタック。

VCのM選手、enShareのY選手と3人になって、更に後ろからファニーライドのK選手が合流。

こりゃいいメンバーだ!

集団からも少し距離が出きたし、あと1時間半頑張るかー!!

と思っているとK君が「僕周回遅れなんで前引けないです」とのこと。

パンクしてたらしい。

これでズッコケモードに。

逃げるのをやめてまた集団に。

 

次の周でピットロードから出てくるチームメートを発見し合流。

話を聞くと、

カオスになった際の落車に巻き込まれてFホイールがダメになったらしい、すでに3-4周Lap状態。

GOKISOのホイールを借りてコースに戻ってきていた。

落ち着いて集団を確認するとシエルボのI選手、ライフライドのI選手なども巻き込まれ集団からいなくなっていた。

 

 

有力選手のトラブルはなんだか残念だけど、これで優勝の可能性が出てきた。

テンションが上がる。

 

ちなみにチームメートはそこからアシストをしてくれた。

スーパーアシスト。

特に水の補給をしてもらえたのが大きかった。

この日は快晴で、非常に暑く気温が高かった。

ロングボトル3本でスタートしたが全然足りない。

結局チームメートから追加で2本もらい、うち1本の2/3くらいは水を欲しがっていたVCのM選手におすそわけ。

補給がなかったらゴールに辿り着くまでに脱水症状になっていたことが予想される。

 

体を休めて3時間ちょっと経った頃にチームメートとペースアップ。

この時も集団に追い付かれた。

でもだんだん追う人がいなくなってきた印象。

変な抜け出しをしようとする人もあまりいない。

 

もう一度休んで脚を貯める。

残り8周に入り、ホームストレートが終わり、短い登りでマトリックスとチームメートが少し前に出る形になった。

チームメートは本来なら優勝候補筆頭だが周回遅れになっており、誰も追わない。

みんな疲れている。

15mくらい離れたかな?

これはチャンスと思い、コースの左側をするすると上がり一気に先頭へ。

チームメートもこれに気付いてくれた。

下り区間からバックストレートを全力で踏む。

更にマトリックスもついてきて3人で逃げる形に。

f:id:topspeed518:20190426161914j:plain

 

マトリックスもしっかりローテに入ってくれて集団とはどんどん差が広がる。

何よりチームメートが強い!!

この瞬間は優勝を争ってなくてよかったと思いました。。。

2位集団のログを見ると、この1周と次の1周で45秒くらい差をつけていた。

 

3人パックで3-4周頑張って、そこからマトリックスがいなくなって2人に。

脚も攣りそうな雰囲気が出ていたし、限界も近づいていたがチームメートに励まされて走る。

今回はサポートがしっかりしておらず、誰も集団とのタイム差を教えてくれない。

これもきつかった。

逃げ中はかなりしんどい時間だったがチームメートが長めに引いてくれて本当に助かった。

 

ラスト2周に入り、バックストレートを走っているとモトが来て、「次でゴールね」と。

?????????

もう1周あるんじゃ…?

アトウッドを下ってあと1kmくらい。

もう一度モトが来た。

確認するとやはり次のゴールラインで終わりとのこと。

どうやら去年より1周短いみたい。

ほんまかいの。

 

後ろは全然見えない。

ってことは優勝か?

これでもしもう1周って言われたら文句を言おうと決めた。笑

気が抜けたと同時に脚が攣る。

走れないほどではないのでペースダウンしつつある程度の速度を維持してゴールへ。

 

チームメートは僕の背中を押し、少し離れてくれて、自分1人先行した状態でゴールさせてくれた。

すごく嬉しかった。

後から見たゴール動画でチームメートが後ろで手を挙げてくれてたのも嬉しかった。

f:id:topspeed518:20190426162419j:plain

 

ゴール後は残り周回をこなすチームメートから空きボトルをもらって、コース外に投げたボトルを回収。

余韻に浸りつつもう1周走ってピットへ。

 

妻や子供2人、チームメートの彼女のNちゃんが笑顔で迎えてくれた。

下の子が「パパが優勝よ」とどこまで分かっているか知らないけど、言ってくれた。

家族が喜んでくれるのは本当に嬉しい。

f:id:topspeed518:20190426162513j:plain

 

表彰式では娘2人と一緒に表彰台に乗ることができた。

毎年一緒に表彰台に乗ることを目標にしているが、こんな大きい大会で1位になれるとは思っていなかった。

子供たちのポージングが素敵。

f:id:topspeed518:20190426162641j:plain

 

今回は運によるところが大きかったし、チームメートに助けられた部分も大きかった。

次は1人でも優勝を掴めるように練習してもっと力をつけていこうと思う。

チームメートには大きい借りができました。

いつかどこかで恩返しをします。

 

サポートしてくれた家族、Nちゃん、本当にありがとう。

 

ちなみに優勝の副賞でCDJのビッグプーリーがもらえるらしい!

これで音鳴り直ればいいな。。。

西日本ロードクラシックE1 DNF  2019年4月20日(土)

今期のJBCF 3戦目。

地元広島で開催された西日本ロードクラシックに参戦。

 

1週12.3kmのアップダウンのあるコースを8周、98.4kmと長いレース。

前半戦の目標とするつもりだったがコンディションを上げ切らず不安が残る中でのレース。

CTL 65程度と他の選手と比べると恥ずかしい数値でレースへ。

実は明日も「おかやまエンデューロ アタック180」が控えている。

今日の結果が良ければ明日はやめようかななんて思っていた。

 

当日は8時過ぎに会場入り。

余裕を持って準備を始めた、、、はずだった…。

 

E3が9時半にスタートして、それを見つつ談笑。

この頃はよかった。

そしてE3のチームメートのゴールを見ようとホームストレートへ。

同じE1のチームメートがガシガシアップしているが、まだ早いんじゃない?とか思っていた。

そこにUKYO reveのE1選手が来て「サインしました?」って。

「???」

まだ1時間以上あると思っていたが、どうやら時間を勘違いしていたことが発覚!

他チームのE1選手も準備ばっちりでスタートラインに向かっている。

11時55分スタートと思っていたが、10時55分の間違いだった。涙

 

同じく時間を間違えたチームメートとともに車へ戻り急いで準備。

レース用のセパレートワンピに着替えて、慌てて何個かゼリーを流し込んでサインシートへ。

時間はもう20分前くらいで、本来なら30分前までのサインシートのはずだが知らんぷりしてOKにしてもらいました。

 

補給食が足りないことに気付いて車に戻って、その後トイレへ。

更に心拍計を忘れてて車に戻って、補給用のボトルをチームメートに預けてようやくスタートラインへ。

みんな並んでいてほぼ最後尾からのスタート。

しかもノーアップ。

やばい。

やばすぎる。

 

スタートリストを見る限りE1での順位は80人以上がエントリーしているが40位台くらいかと思っていた。

ただし、きちんと準備してレースに臨んだ場合の話。

実力がない奴が準備不足では話にならない。

不安だらけだがスタートは待ってくれない。

やれるだけやるしかない。

 

スタートしてすぐ最後尾からコース右端をダッシュして30位くらいまでポジションアップ。

ほんとは10番手以内で入る予定だったのに。涙

アップしてないので心拍も上がる上がる。

脚もすぐ張ってる感じでよくない。

f:id:topspeed518:20190426144754j:plain

 

ひとまず1周は耐えるのみ。

三段坂はさすがE1、想定していたように速い。

千切れるほどではないがアップ不足が響く。

なんとか集団にくらいつき2周目へ。

STRAVA見たら1周目は18分ちょうどと、自己ベスト。

f:id:topspeed518:20190426144619j:plain

 

2周目は若干ペースが落ちて、少し余裕が出た。

3周目は少し三段坂のペースが速かったが、逃げができてそれ以後は若干落ち着きを見せる。

ZEROを含む4-5名の逃げができて、ZEROが集団を抑える動き。

正直ペースが上がらず助かっていた。

その後、アンダーの全日本ジャージを着た高校生とRaphaの2名の逃げに。

この2人がかなり強力で、集団とかなり開いてしまった。

 

これを知ったチームメートが4周目のフェンストンネル後から1人で追っていった。

頑張れよー、と心の中で応援。

その時点で援護してあげれる余裕は全くなし。

f:id:topspeed518:20190426144706j:plain

 

5周目に入り集団もペースアップして前を追い始める。

イナーメ、Ukyo reveの人などが牽引。

集団は人数を減らしつつもまだ50人くらいは残っている、さすがE1。

三段坂前でチームメートが戻ってきた。

前の2人がクソ速くてあと10-15秒くらいが追いつけなかったらしい。

チームメートはかなり息も上がっているし、やばいのか?

 

5周目の三段坂は自分もチームメートもなんとかこなした。

変態のチームメートはこの後に脚が回復。

さすがだ。

自分は徐々に脚が削られており瀕死。

次の6周目の三段坂の最後は脚が攣りそうだった。

そろそろやばいか。

 

7周目に入るときに初めて補給を受け取る。

これで集団の最後尾に下がったのがいけなかった。

f:id:topspeed518:20190426144857j:plain

 

ペースが上がった集団の最後尾なので、ホームストレートとその後のアップダウンでは後方位置特有の脚を使うハメに。

これで余裕がなくなり前半の上り返しからの区間で脚が攣って集団から千切れた。

心も切れた。

これで集中力が切れてしまい脚がガンガン攣り始める。

 

水分補給も正直足りなかった。

走りに余裕がなくここまでの2時間でショートボトル1本半くらいしか摂取していない。

ツーランと水分摂取をするが時すでに遅し。

ただあと1周半だし完走はできるかなと思っていたが…。

 

7週目の三段坂、最初の勾配がきつくなるところで脚全体(特に前の太もも)が攣ってしまう。

自転車に乗っていられなくなり、おりる。

立っていることもできず横たわる。

同じタイミングで遅れたUKYO reveの知り合いに「マジっすか?」と笑われた。

マジなんです。涙

 

そこから5分以上は動けなかった。

回収車を待ったが全然来ない。

見捨てられている。

痙攣が落ち着くの待ってしょうがなく自転車にまたがりゆるゆる走り始めた。

スピードも全く出ないし、脚も攣りながら。

なんとか上り区間を終えてスタートラインに戻ってきたところで赤旗

DNF。

 

正直かなりショックだった。

地元レース、何やってんだ感が半端なかった。

 

ちなみにチームからは自分を含めて3人参加。

1人は2位。

7周目の三段坂でアタックして逃げに数名で追いつき、その後8周目の三段坂で優勝したバルバの選手にくらいつき最後はスプリントまで持ち込んで残念ながらの2位。

中盤にブリッジしようとかなり脚も使ってたのに。

半端ない。

 

もう1人は1周目の三段坂で遅れたもののグルペットでずっと走っていたようだ。

僕と同じ7周でDNFになったが、その地脚と精神力に驚かされる。

f:id:topspeed518:20190426144938j:plain

 

レース後、明日もあるのでローラーでダウンをしたが気分は最悪。

熱中症気味の頭痛に加え、精神的な落ち込みが凄かった。

大事なレースで時間を間違えて、何もできずDNF。

普段家族の時間を削って練習しているのに何してるのか分からないし、情けない。

応援してくれたのにゴメンね。

f:id:topspeed518:20190426145027j:plain

 

明日やめようかな。

この時は80%やめる方向に気持ちが傾いていた。

秘密兵器

今週末はJBCF西日本ロードクラシック、おかやまエンデューロが控えている。

 

土曜日の西日本ロードクラシックE1は距離が98.4km

日曜日のおかやまエンデューロは180km

 

どちらも距離的にも長く、強度も高いレースになりそう。

レース時間は土曜日が2時間40分、日曜日は4時間半くらい。

 

西クラに関してはエントリーリストを見る限り完走がギリギリか?

なんとか完走できるように「秘密兵器」を導入。

 

それは、

「SUPER feet」のインソール!

成型がいらないモデルの中でも薄いとされるCARBONにした。

f:id:topspeed518:20190418164405j:plain

 

今まではS-WOKS 7についてきたままのインソールだった。

外してみると元からのやつはペラペラで頼りない。

 

火曜日から外して付け替えてみた。

土踏まずのサポートがしっかりある感じで感触は悪くない、踵が安定する感じ。

ただ、こんな急に変えて間に合うか。笑

f:id:topspeed518:20190418164454j:plain

 

いつも準備が遅いが、パフォーマンスが上がると信じて今回は使ってみることに決めた。

どうなることやら。。。

空港練  2019年4月14日

当直明けで空港練。3時間睡眠。

 

他チームの知り合い主催のやつに混ぜてもらった。

 

今年はまだここまで中央森林公園のコースを走っておらず不安があったので、眠気と疲労をこらえて参加。

 

メンバーはenShare 2人、Kermis 2人、Aki 1人、うちのチーム 3人。

なかなか脚の揃ったメンバーでいい練習になった。

 

計5週の予定だったが雨で4週に短縮。

1週アップ(といっても23分台くらい)して、ペース走3週。

ただし3段坂は麓から頂上まで全開。これがきついのなんの。。

レースではないし人数も少ない中だけど、タイムは過去2番目に速いタイムも出ていた。

 

ヘロヘロになったが課題がよく見えました。

瞬間の最大出力、それを繰り返すインターバル能力が足りない。

前から分かってたけどここが弱点。

県ロードまでには強化したいところ。

 

今週末の西クラには間に合わないので、完走目指して頑張るのみ。

「命大事に」

4月もあと半月、1500kmが目標。

休息日  2019年4月8日(月)

舞洲CRのレース終了後、ダウンの時に右膝の少し上の内ももが痛かった。

触ると腫れている。

どうやら落車しかけた時にステムかハンドルに打ち付けたらしい。

レースの時はアドレナリンが出て分からなかったが、終わってみるとどんどん痛くなってくる。。。

帰り途中の寄り道で神戸に着いて歩くころには若干脚を引きずる感じだった。

 

翌日起きてみてもまだ痛いしあおじになっている、、、が、痛み自体は悪くはなっていないので、やっぱりただの打撲だな。

今日はしまなみ縦走予定だったんだが…。

 

結局仕事も忙しくて帰宅は21時半。

脚も痛いし、疲労もあるし、今日の練習はやめにした。

これでまた焦りが増える。

西クラに向けダイエットしなきゃ。

 

チームメートのSOくんは一時80kgオーバーだったのに75kgくらいに絞ってるらしい。

このままじゃ普通に負ける。涙

 

また明日から頑張ろう。

舞洲クリテリウムE1 18位  2019年4月7日(日)

日曜日はクリテリウム

 

7時過ぎに起きて、8時過ぎくらいからホテルの朝食バイキング。
おいしかったがあまり食べ過ぎないように。


今回はフクラシアってホテルだったけど、部屋の広さも普通で防音もまずまず、部屋を含めホテル全体がある程度キレイ、駐車場は出し入れ自由、大人は900円+税(小学生未満無料)でなかなか魅力的な朝食が付いてくる、といい感じでした。
街中まで車で15分くらいかかるのがアレだけど、子連れには悪くない。

 

10時半くらいに会場入り。
準備して、普通の靴でちょっとだけローラー回して11時45分から試走。
1周850mのオーバルコース。

f:id:topspeed518:20190409163305p:plain


バックストレートからホームストレートへのコーナーは入口が制限されてるし全体的に幅が少し狭くて、アウト側にオーバーするとグラベルで注意が必要。
風はあるけど去年より強くない。
ホームストレートが追い風、バックストレートが向かい風。

どこで飛び出すか、勝負をかけるか考えながら試走して、準備中もいろいろ考えたけどまとまらない。

 

自分はE1の2組目なので、1組目のチームメートを見送ってアップ開始。
トータル30分くらいで、15分くらい軽く回した後に心拍上げようと頑張ったが今日は165までしか上がらない。
調子が悪いのか、MINOURA FG220では負荷が足りないのか…。

早めに切り上げてワンピースに着替えてアップオイルを塗って検車して自転車を並べて1組目の観戦。

 

ちょうど最初のスプリント周回で、誰が出たかなって見るとチームメートが取りに行って1位通過してた。笑
商品になったから絡むのやめよって話したのに、レースになるとアドレナリンが出ちゃうんだと思う。


そして2回目のスプリント周回終わってからチームメート含む5人逃げが形成されてた。
更に去年のイエロージャージ、春舞洲CR優勝者など含む超強力な逃げ。
みんな脚があって、ローテーションもスムーズ、すーぐ集団と10秒以上開いて、2-3人で追える距離ではなくなってしまった。
集団も統率がとれず、追える人も少なく、案の定勝ち逃げになった。

f:id:topspeed518:20190409140230j:plain


そして、そのままチームメートは優勝!
この辺の勝負勘と脚力は半端ない。
昨日TTの第1コーナーで落車してDNSになった人と同一人物とは思えない。笑


一緒に走って強さは身に染みてるけど、落車翌日だしほんと変態。
普通落車の翌日は痛みがあったり、身体の調子は医学的にも色んな影響で絶好調ではなくもんだけど、、、嫁さんとチームメートは普通でないので明日優勝しかねんって話をしとったけど現実になるとは、恐ろしい奴だ。

f:id:topspeed518:20190409140304j:plain

 

でもチームメートが優勝して凄く嬉しかったし、気合いも入った。

 

しかし、結果的にチームメート優勝での興奮で冷静にレースできなくなったかなー。
気合いは見事に空回る。

 

次は自分の番。
2列目でスタートしたが、ローリングだったしクリートもバッチリはまったのですぐ最前列へ。
そしてリアルスタート後も前方で集団を引くことも多かった。
今思えばすでに冷静じゃなかった。
そして今回は捨てようと思ってたスプリント賞も1回目のジャンがなると反応して取りに行ってしまってた。
結局差されて2位だった。涙

f:id:topspeed518:20190409140428j:plain

 

その後一旦集団後方へ下がって何周か脚の回復を待った。
そして元気になってまた前方へ。
昨日からコーナーは調子がよくハマってる感じ。
タイヤの空気圧がTT仕様で25c WO、ブチルチューブとしては少し高かった(昨日の時点で前7.4-7.5、後7.6-7.7)がそのままにしていた。
若干はねるのでもう少し抜けばよかったと思ったけど倒しても滑ってこけそうな感じはなし。

f:id:topspeed518:20190409163620j:plain

 

数週走ってコーナーでは前との差も詰めることが容易で、後ろとは少し差をつけることができることが分かった。
これで調子に乗ってしまった。

 

冷静じゃない上に調子に乗って、次もスプリント賞行くぜーって思った。
そしたら11周目のホームストレートに戻ってくるところで倒し過ぎのままペダルを回してしまい、見事にペダルヒット。
衝撃でサドルからお尻が離れて前に飛び出そうになって、死ぬって思ったけど何故かコケずに済んだ。
後ろの方々には本当にご迷惑をおかけしました。

 

単独で、他の人を巻き込んでおらずホッとしたが、落車しかけて速度が落ちた際に後ろの人が多分ホイール?に少し当たって、その衝撃でチェーンがBB側に落ちており、ペダルを漕いでも進まない。
遠ざかる集団、焦ってハマりそうにないチェーン、DNFか…と思った矢先に誰かの声がした。
「手を挙げてニュートラル使え!」
ナカガワのMさん、いつもオーマイって言ってる人。笑
落車しかけて突っ込まれてのトラブルだけど、ニュートラル使えるの?って思ったけど手を挙げてみた。

 

審判にどーしたの?って言われて、とりあえず落車ですって言ってみた。
なんか疑われてる感じ。
たしかにどこもケガないし、落車には見えんだろーって思って、正直に落車しかけて突っ込まれてチェーン落ちましたって伝えた。
ダメかなーって思ったけど、ニュートラル使用を認めてもらいました。
そして落ち着いてチェーンはめて2周待って集団の最後尾に復帰。

 

復帰した後は、ほんまにニュートラル使ってよかったんかとか、これで優勝したらニュートラルの不正使用で順位取り消しになるとか、周りから卑怯って言われるとか、いろいろグルグル考えて集中できず。
更にコーナーが怖くなってうまく曲がれなくなった。涙
あんなに調子よかったのに。。。
で、ただ集団の後ろの方で周回をこなすのみ。

f:id:topspeed518:20190409163700j:plain

 

あーだこーだ考えてる間に気付けばあと10周になってた。
腹を決めてもうひと勝負することに。
文句は勝ってから聞こう。

 

最後に備えてもう1度集団内の観察と脚の温存。
ZEROのKさん、VELOCEのITさん、イナーメのHさんなんかが元気だ。
PanasonicのYさん、モジュマのSさん、RaphaのKさんやらスプリンターはみんな最後にかけてる感じ。
自分はどーしようかな、、、E1 1組目の大逃げでみんな警戒心が高い。
前半から自分も含め何度も逃げようとトライする人がいるが決まる気配なし。
やっぱり最後の1-2周で勝負するかな?と思い集団後方で待機。

 

ががが、

ラスト8周のバックストレートに入って1/3程したところの直線で自分の4-5列前、集団中央やや右寄りのところで何故か落車発生。
集団後方にいたのもまずく、落車を見て流れ的に右に避けたが、落車した人が右側に流れてきた。
急ブレーキをかけて落車した人はギリギリ避けたが、前走者の後輪に自分の前輪がカシャンと当たった。
軽く当たった位なので機材ダメージはほぼないが、脚をついてバランスを取る必要があり、その間に集団は遠ざかっていく…。

もうニュートラルないのに。

 

慌てて猛ダッシュで追って、なんとかホームストレート入ったとこで集団最後尾にしがみついた。
集団復帰は果たしたがおかげで、貯めてた脚はなくなってしまいスプリントや自分での飛び出しは厳しくなり、更に冷静じゃなくなってしまった。
チームメートの優勝、2度のアクシデント(1個は自業自得の自爆)で全然冷静でない状況で最終局面へ。

 

誰かが飛び出すと反応してしまう自分、そして更に削られていく脚。
ラスト3周でITさんが出た時に後ろに着いたが最終局面に向け緊張感が増す集団は容認しない。
脚を使っただけで、そこからペースが上がって最後尾付近にポジションダウン。
脚がなくなって状況で一旦下がってしまうともう勝負には絡めず。
集団真ん中までなんとかポジション上げて、あとはスプリントするしかできず。
スプリントの脚も残っておらず18位。

f:id:topspeed518:20190409163810j:plain

悲しくて情けなくて涙が出そうでした。
大阪まで来たのに。

 

予想してなかったTTでの表彰台、チームメートの優勝、自分への過信、いろんなことで冷静になれなかったのが敗因。
自分の脚力ではうまく立ち回らないと勝負できないの分かってたはずなのに。

 

しっかり反省して、もう1度冷静になって、練習積んで頑張ろうと思う。
自分の2位、チームメートの優勝、よかったこともあったしね。

f:id:topspeed518:20190409140136j:plain

 

帰りは神戸で洋食とスイーツを食べた。
関西圏の遠征は家族の満足度は高い。
秋はきっと出ないけど、また来年春の舞洲は頑張るつもり!

 

次は2週間後の西日本ロードクラシックとおかやまエンデューロ
不安しかない。笑

 

今回もサポートしてくれた家族、チームメートの彼女のNちゃん、本当にありがとうございました☆